小論文

太平洋法律事務所では、年2回「太平洋 NEWS LETTER」を発行しています。
その中から皆様に有益な情報を抜粋してこちらで公開しています。

2018年 夏号

 来年、元号が変わるということであるが、かつて、昭和から平成に変わる時は、元号について激しい議論が展開された。ところが今回は、ほとんど元号に対する議論が聞かれない。弁護士は、年齢の計算等で西暦と元号との換算をすることがよくあり、度々の計算は非常に面倒である。元号に絶対反対というのではないが、西暦との関係を分かり易くできないだろうか。例えば、100年に一度改元というようにすれば、特定の世紀の代名詞として有意義に使用できるのではないだろうか。一世一元という制度は、明治の元号のときからであり、元号の歴史全体から見れば、特殊である。また、元号で時代を考えると、外国における同時代の事件との関係が分からず、グローバル的な思考ができない。今回の改元を契機に、政府内でも電子データの年代を西暦に統一するそうである。しかし、プリントアウトのときは元号に変換するとのこと。なにか無駄な作業と思える。かつて、イギリスにも元号があったが、現在は王室内でしか使われていないそうである。日本でも参考にできるのではないだろうか。

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